ケーキといえば苺ショート。
ケーキといわれて、誰もが最初に頭に浮かべるのは苺のショートケーキでしょう。
このことは、生クリームが日本で流通しだしたころから、その相棒として主役を務めてきたからこその必然さなのです。
クリスマスや誕生日といったときには一番の需要があるのもこのケーキです。
さて、そのショートケーキですが、おいしい店、そうでない店とメチャクチャおいしいお店があります。
その理由ですが
1.一番は売値と材料費の関係があげられます。
2.次が同じ仕入れ価格でも「選び方が間違っている」ことがあります。
3.最後が作る技術による違いです。
1の場合、ケーキを自作するのでなく仕入れているとしたら、
作る側は卸値から自分の利益を考え、材料を決めます。
当然自分と小売り先のことを考えれば高い材料を使うわけにはいきません。
2は自分の目で選び食べて味を確かめ、おいしいものを仕入れる
という作業がされていない。
3はスポンジやクリームなどを作る技術が劣っている場合です。
この3つによっておいしいはずの苺のショートケーキがおいしくなかったりするのです。
ではおいしい苺のショートケーキの作り方です。
まず要となるスポンジケーキです。
作り方は通常の共立てです。
配合:
卵(アメリカ産のトウモロコシなどを材料とした餌を与えていない鶏の卵)L玉 1190g(正味)
上白糖 780g
薄力粉 遺伝子組み換えでない、オーガニック薄力粉 738g
溶かしバター338g
このスポンジをスライスして6号1枚の目方が84gを2枚使用(168g~180
シロップが二枚で48g
サンド用生クリーム:
47%乳脂肪 224g
35% 112g
砂糖 33g
ブランデー 6cc
冷やしながらしっかり立てる。
周りに塗るのと絞り用の生クリームは別に立てます。
シロップの配合:
ガムシロップ 520g
ブランデー(VSO)186g
水 270g
一緒に混ぜる
使用する苺は適度の酸味と甘さがある、おいしいものを使用。
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