ケーキとパンによるアレルギー
ケーキやパンを食べたら蕁麻疹が出てきた。
というお話はよく耳にします。たまに電話で「卵を使わないケーキが欲しい」「小麦粉を」使わないパンはないか?」など相談されることがあります。
ケーキやパンによるアレルギーはとっても多くの方がいらっしゃいます。
そのほとんどの方がお子様に食べさせられるものを探していらっしゃるわけです。
一番多いのがやはり卵でしょうか、私の経験では最も多かったように思います。
ケーキといえばその主原料は卵です。スポンジケーキは卵でできているといっても言い過ぎではありません。次に多いのがケーキやパンの原材料では牛乳と小麦粉です。これらのことをアレルゲンといいます。
一般的にアレルギーを引き起こすものには花粉やハウスダストのように食べ物とは関係ないものもあります。
そこで食物アレルギーを分けて表示しています。
魚介類にも多くのアレルゲンが存在しますが、ここではケーキとパンによるアレルギーを起こす材料を取り上げたいと思います。
*特定原材料、卵、牛乳、小麦、ピーナッツ
*特定原材料に準ずる
大豆、アーモンド、くるみ、カシューナッツ、フルーツ(オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、もも、りんご)、ゼラチン
この中で卵と大豆はいろんなものに使われていて例えばショートニング(大豆を含む)や、乳化剤(卵由来)といったように気づかないことが多くあります。
チョコレートを食べたら牛乳が使われていたり、スナック菓子に卵白といったように気が付かずに食べてアナフィラキシーを起こした事例が報告されています。
個別に包装されていない、ショーケースで売られているケーキ類にはアレルゲンの表示がありませんので注意が必要です。
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